近年、各金融機関は顧客の経営支援に注力しており、各種コンサルティング支援、営業支援や業務効率化支援など金融以外の面で顧客にいかに役立つかを目指しています。

その中で、顧客にクラウド会計導入を推奨する金融機関が増加しています。クラウド会計では業務の効率化、業績のリアルタイムでの把握が可能となりますが、銀行にとってもタイムリーに業績をヒアリングできる効果もあります。

クラウド会計の中でも「freee」は日本でのクラウド会計の草分けで、中小企業でのシェアはNo.1であり、多くの金融機関が推奨しています。

まず、金融パートナー(金融機関)として次の16の金融機関がパートナーとなっています。

freeeホームページ 金融パートナー(金融機関)

 

また、金融機関との業務提携や金融機関のホームページで推奨しているものとしては、次のものがあります。

【freeeと提携金融機関、推奨する金融機関】

金融機関 内容 ホームページ
北國銀行 銀行ホームページで推奨
但馬銀行 銀行ホームページで推奨
大分銀行 銀行ホームページで推奨
横浜銀行 提携〈はまぎん〉スーパービジネスローン
中国銀行 業務提携「会計freee for 中国銀行」等の提供
荘内銀行 銀行ホームページで推奨
北都銀行 銀行ホームページで推奨
鳥取銀行 銀行ホームページで推奨
沖縄銀行 銀行ホームページで推奨
愛媛銀行 業務提携
百十四銀行 業務提携で中小企業のDX推進
西日本シティ銀行 業務提携
滋賀銀行 『生産性向上』推進コンソーシアム
山形銀行 業務提携
北海道銀行 業務提携
秋田銀行 業務提携
住信SBI freeeとの提携サービス
城南信用金庫 信金ホームページで推奨
朝日信用金庫 信金ホームページで推奨
京都中央信用金庫 地域企業の業務効率化の支援へ向けて連携

(順不同 当事務所調べ)

クラウド会計はフィンテックの基盤として、今後も金融機関との連携や、企業と金融機関相互のデータ活用など様々な形での活用が広がっていくものと思われます。

(2022.3.17)